・薬の法則1
医師:お薬は、この痛み止めを出しておきます。
患者:私は胃が弱いので胃薬も下さい。
医師:はい。 どうぞ。
患者:あと湿布もお願いします。そうそう、皮膚が弱いんで湿布にまけた場合の塗り薬も頼みます。
医師:・・・はい。
患者:あ、風邪薬もお願いしますね。
教訓・・・こうして薬は増えていく。
・薬の法則2
患者:先生この薬、大丈夫でしょうか?
医師:大丈夫ですよ。私も飲んだことがあります。
教訓・・・整形外科では、こう言うと患者は意外と安心する。精神科だとちょっと恐い。
・薬の法則3
患者:先生、一発で痛みの取れる薬を下さいよ。
教訓・・・そんな薬が有れば誰も病院へは来ない。
・薬の法則4
患者:先生いつになったら症状が消えるんでしょうか?
医師:まあ気長にいきましょう。
教訓・・・治療に決め手をかく場合、たいていこう言う。
・薬の法則5
患者:先生、お薬が多くて飲めません。
医師:え、一種類しか出してませんよ。
患者:あと循環器と脳神経外科と内科と泌尿器からもらっています。
教訓・・・よそで相談してくれ。
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