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栄養管理は医療を行っていく上で感染管理と同様に非常に大切なことです。

栄養管理は、従来食事任せであまり重要視されていませんでした。

しかしながら、正しい栄養評価と栄養サポートは現在の医療には不可欠です。

私達医療者は、患者様の正しい栄養評価とそれに伴う適切な栄養サポートをきちんとおこなう義務があります。

あなたの医療施設の医師は指示している輸液のカロリーを正確に把握していますか?

看護師は患者様の摂取カロリーと必要カロリーを判っているでしょうか?

栄養評価はできていますか?

こうした栄養管理の新しい概念はNST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)として1988年以降、東口先生などのご努力により多くの先進病院で取り入れられてきました。

しかしながら、栄養管理が必要なのは何も大病院の入院患者だけではありません。

小さな診療所やクリニックの外来や在宅医療にも、こうした栄養管理は必要不可欠といえます。

この機会に栄養管理の新しい概念について学んでみましょう。