骨粗鬆症の診断基準
骨粗鬆症の診断基準は以下のようになっています。
低骨量をきたす骨粗鬆症以外の疾患または続発性骨粗鬆症を認めず、骨評価の結果が下記の条件を満たす場合、原発性骨粗鬆症と診断する |
●脆弱性骨折あり |
●脆弱性骨折なし |
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骨密度 |
脊椎XPでの骨粗鬆化 |
正常 |
YAMの80%以上 |
なし |
骨量減少 |
YAMの70%以上80%未満 |
疑い |
骨粗鬆症 |
YAMの70%未満 |
あり |
注)YAM:若年成人平均値(20〜44歳) |
ちょっと難しいですね。
つまり、1)脊椎の圧迫骨折があるか2)ない場合でも骨密度が以下の定義を満たしているかのいずれかの場合骨粗鬆症と診断します。
骨密度(BMD)が同年代と比較して |
90%以下 |
骨密度(BMD)が若いときと比較して |
70%以下 |
骨量(骨密度:BMD)の変化
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