急激な運動は血圧を上げてしまいますが、適度な運動を続けて行うと、血圧は下ります。さてどうしてでしょうか?
それには幾つかの理由があります。
・プロスタグランディンE・タウリンなどの血圧を下げる物質が増加し、血圧をあげる物質であるカテコールアミンなどが減少します。
・心肺機能が活発になるとともに、血液循環がよくなり血圧を下げます。
・筋肉内酵素の働きが活性化する
・血中コレステロールの減少し動脈硬化が緩和される
従って、減塩による食事療法は 収縮期血圧を下げるのに効果があるといわれていますが、運動療法は、拡張期血圧を下げることに効果があるといわれています。